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【ネイルサロン開業前に必須】客単価から、売上をイメージする

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自分がネイルサロンを開業したら、どのくらいの売上がたつんだろう?どうやったら、売上のイメージがわかるの?

こんにちは、せなです。

先日、以下のツイートをしました。

具体的にイメージするのって、ものすごく大事なことなんです。

開業のように数字を動かすことをはじめるときは、ちゃんと数字をつかってイメージしないままやると、失敗します。

というわけで。

実際にネイルサロンを開業したら、1ヶ月でどのくらいの売上がうまれるのか?

今回はこれを、計算していきます。

 


 

この記事をかいたひと

目次

まずは平均客単価をきめる

まず最初に、平均客単価をきめます。

客単価とは、1人が払う単価(金額)のことです。

たとえば、客Aの売上が7,000円なら、その人の客単価は7,000円です。

ただし、お客さん一人一人、売上の金額はちがいますよね。

全員分けて考えるのは大変なので、「平均した金額」を客単価としてかんがえればOKです。

客Aの売上が、7,000円。

客Bの売上が、5,000円。

客Cの売上が、6,000円。

(7,000円 + 5,000円 + 6,000円) ÷ 3 = 6,000円 ←平均客単価 

つまり「1ヶ月の売上の合計金額 ÷ 1ヶ月の客数 = 平均客単価」です。

数式的にはこうなのですが、開業前にはまだ1ヶ月の売上金額も、客数もありません。

そこで次の方法で、先にだいたいの平均客単価を決めます。

 

具体的な平均客単価の決め方

平均の客単価をきめるには、メニューの金額が必要です。

まずは、自分が1番売り出したいと思っているメニューの値段を決めましょう。

  • シンプルなメニュー 6,000円
  • ワンカラーメニュー 4,500円
  • やり放題のメニュー 9,000円

自分のサロンの「ウリ」とするメニューを、1つ決めます。

ここでは、シンプルなメニュー6,000円に設定したとします。

いちばん多くでるはずのメニューなので、当然、平均客単価はこれにちかいものになります。

ただし、注意点。

平均の客単価は、いちばん売り出すメニューより、若干低くなる傾向にあります。

なぜかというと、ウリ以外のメニューを選ぶ人がいるからです。

ウリ以外を選ぶ人は、高い金額のメニューより、低い金額のメニューを選ぶ人のほうが、多い傾向にあります。

ネイルサロンには「オフのみ」メニューなどもあり、ここでもかなり平均客単価がさがります。

なので「ウリのメニューの金額 – 500円」くらいを、平均客単価としてかんがえておくといいと思います。

これで、平均客単価が5,500円(例)と決まりましたね。

 

 

平均客単価から、1ヶ月の売上をイメージ

さきほどの例、平均客単価を5,500円と設定した場合。

  1. @5500 × 30人 = 165,000 / 月
  2. @5500 × 50人 = 275,000 / 月

といった計算になります。

1ヶ月の売上が、具体的に数字でイメージできますよね

なんとなく「ざっくりこのくらいかな」とイメージした売上金額と、信頼性がまるでちがいます。

 

さらに計算すると、やっていけるかもわかる

もし、家賃や材料費などで、1ヶ月10万円ほど費用になると考えていたとします。

  1. 165,000円 – 100,000円 = 65,000円
  2. 275,000円 – 100,000円 = 175,000円

①の場合、65,000円しかのこりません。

しかもこれ、自分の給料はひいていない金額です。

ということは、売上165,000円、あるいは費用100,000円では、厳しいかもですよね。

このようにイメージの結果が「売上低すぎ」なら、費用を減らしたり、客数を増やすための工夫をしたり、あるいは、メニューを練りなおす必要があります。

 

 

売上をイメージしてわかること


計算し、イメージすると、

  • メニューの内容・金額
  • 1ヶ月に呼ぶべき客数
  • 1ヶ月にかけられる費用
  • 1ヶ月に出せる利益

など、さまざまな現実が数字でみえてきます。

甘い考えなら数字でそれがわかりますし、逆によくするためのポイントだって見つかるはず。

だから、ネイルサロンを開業する前に、きちんと数字で売上をイメージしておくことは、重要なのです。

しっかりイメージを繰り返し、長く続くネイルサロンをつくっていきましょう。

 

 

sena(せな)
ネイルサロンオーナー / ネイリスト
サロン勤務しつつ、独立で開業を学ぶ→個人ネイルサロン開業。ブログは経営ノウハウ・開業のやり方などを、ネイリスト目線で発信しています。
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