お店にはレジが必要だよね。個人サロンでは、レジやお金の管理はどうすればいいの?POSシステムってなに?
今回は、
- 個人ネイルサロンにおすすめのレジのつくりかた
- 個人ネイルサロンにおすすめのPOSシステム
- レジまわりに必要なもの(おまけ)
についてまとめて解説していきます。
ネイリストブロガーのせなです。サロンを開業したいネイリストさんむけに情報を発信しています*
POSシステムについてもまとめていきます!
個人ネイルサロンのレジのつくり方:現金編
まず、基本となる《 お金 》の部分から。
お札や硬貨、お釣りを管理する方法についてです。
いろいろな方法がありますが、どの程度お金をかけるか=見栄えがかわってきます。
キャッシュドロアーをつかう
お店などでよくみるキャッシュドロアー。
いちばん《 お店らしさ 》がでる方法です*
ものによってサイズや仕切りの数もさまざま。
プッシュ式のものや、レシートプリンターと連動させて自動でひらくものなどもあります。
個人サロンには、このようなタイプがおすすめ。
こちらの商品は、プッシュで開き、お札がまっすぐはいります。
サイズがちいさいとお札を曲げないと入らないものもあるので、気をつけましょう!
- 鍵で管理できる
- サロンっぽさがでる
- お金の保管・やり取りがスムーズ
- 重い、場所をとる
- 他の方法よりやや高い
手提げ金庫をつかう
手提げ金庫は、ネットで安く手にいれることができる簡易的な金庫です。
手軽に用意でき、もちはこびもラク。
メモリがふってあるものなら、レジ金を数えるのもかんたんです。
- 鍵で管理できる
- コンパクトで持ち運べる
- レジ金をかぞえるのが簡単
デメリット
- 金額で質がちがう
- 簡易的なので、お客様には見せにくい
コインケースをつかう
いちばん安価な方法。
プレスチックのコインケースで、小銭を保管します。
ただこの方法で注意してほしいのは、小銭が50枚はいらないこと。
銀行で両替すると、硬貨は50枚単位のことがおおいので、半端に余ってしまいます。
こちらのようなケースを別で用意しておくことで、対応できます◎
また、このやりかたのときはお札は別で保管することになります。
お釣りやお会計ミスにならないよう、お札の種類ごとにわけて保管しましょう!
- 安価
- 場所をとらない
- 軽く、持ち運びに便利
- バラバラになりやすい
- セキュリティ面が不安
- 簡易的なのでお客様には見せにくい
個人ネイルサロンのレジのつくり方:POS編
つぎは、POSシステムについてです。
POSとは、かんたんにいうと売り上げたメニューや金額を、データで管理するシステムのこと。
POSシステムを用意しておくことで、次のようなことが一目でわかるようになります。
- レジとしての機能(お会計や、割引後の金額、お釣りの金額など)
- お客様が何回来店したか
- お客様が前回来店した日時やメニュー
- 先月と今月・去年と今年などの比較
- 1ヶ月の総客数や、売り上げ金額の推移データ
- リピート率や、逆に来なくなったお客様の率
導入するPOSによって多少違いはありますが、このようなことがわかります。
お客様側も、機械をとおしてお会計の金額を見ることができるので、安心感&お店っぽさを感じてもらうことができます。
よく見るスーパーやコンビニのレジも、《 POSシステム 》のひとつです!
POSシステムは有料のものもありますが、無料でつかうことができるものもあります。
個人サロンや小規模なお店では、まずはお金をかけずにつかえるものを選ぶのがおすすめです◎
サロンボード(ホットペッパー)
ホットペッパービューティーと契約すると、サロンボードというPOSシステムがつかえます。
ホットペッパーと連動しているので、会計や予約の管理もかんたん。
レシートの発行はもちろん、商品の管理や、顧客や売上の分析もできます。
ホットペッパーに掲載する予定があるひとは、まずはこれを使えば十分だと思います*
Airレジ(エアレジ)
キャッシュレス決済端末としてCMでも有名な《 Airペイ 》と連動させられるPOSシステム。
このPOSシステム《 Airレジ 》のみでも契約することができます。
タブレット上に商品ボタンをつくることができ、メニュー追加→お会計とスムーズにつかえます。
出典:
割引や、端数処理(1円以下切り捨てなど)も自由にきめることができますし、顧客管理のシステムもあります。
キャッシュレスの導入も可能。
レシートプリンターを使えば、レシートの発行もできます。
便利かつ見ためもシンプルで、いちばんおすすめのPOSシステムです!
これひとつあれば、レジまわりやサロンの分析がかんたんにできます*
\ 公式サイトはここから飛べます /
個人ネイルサロンのレジまわりに必要なもの
最後に、レジまわりにあると良いものをまとめておきます。
代表的なものを書いておくので、必要に応じて増やしたり削ったりしてもらえたらと思います*
- レジ(現金保管用)
- レジ(POSシステム + POS用のPC / タブレット端末 / スマートフォン)
- レジ金(お釣り)
- レシートプリンター
- お会計用トレイ(1回のお会計で2枚使うとスムーズです)
- 伝票
- 領収書
- 領収書用のはんこ
- (収入印紙)
いくつか補足をまとめていきます。
POSシステム用の端末
先ほど紹介したPOSシステムを使うには、ネット回線と端末が必要です。
端末はパソコンやタブレット、スマートフォンなどなんでもOK。
昔つかっていたスマホなどでもいいですよ*
最近、スマホの画面にお会計が表示されるところも増えていますよね。あのようなイメージで使うこともできます!
レジ金(お釣り)
レジ金をどのくらい用意するかは、正直サロンによってバラバラです。
両替にいく回数にもよりますし、客数やメニューによっても変わってきます。
ひとつの例としてあげておくと、私が1席のみでサロンを運営しているときは、50,000円をレジ金として用意していました。
1週間くらい、両替にいかなくても大丈夫でした。
これは本当に人それぞれなので、やりながら徐々に調整していきましょう!
収入印紙
収入印紙は、お会計が50,000円以上の場合に、レシートに貼り付ける必要があります。
単価が高めだったり、物販などが充実していて、お会計が50,000円以上になる場合がでてきそうなら、用意しておきましょう。
郵便局や、コンビニなどでも手に入ります♪
個人ネイルサロンのレジのつくり方:まとめ
今回は、個人ネイルサロンのレジまわりについてでした。
ネイルサロンの規模や雰囲気によって、そろえるものも変わってきます。
レジまわりは必須&重要なので、開業直前になってあわててしまわないよう、はやめに準備しておきましょう*
とくにPOSシステムは時間がかかるので、余裕をもって登録しておいてくださいね!
\ Airレジを無料でつかう /