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【ネイルサロン×line公式アカウント】line予約で固定費を削減する

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line公式アカウントをネイルサロンで使う方法が知りたい!lineでの予約はどんなメリットがあるのか、デメリットがあるのかを教えてほしい。

スマホの普及に伴い、ネイルサロンの予約ツールも様々なものが登場しています。

ですがたいていの予約ツールは、相応の掲載費用がかかってきます。

そしてこの掲載費用がかさみ、固定費の中でもなかなかの比率を占めている…というネイルサロンも多いと思います。

それに比べてline公式アカウントは、基本無料。(後ほど詳しく説明します)

SNSや他の集客ツールと組み合わせてうまく使えば、広告費0ということも実現可能になります。

今回はline公式アカウント(旧 line@)をネイルサロンで使うメリットや、lineからの予約にどういったデメリットがあるのか、その対策まで詳しく解説していきます。

 

 


 

この記事をかいたひと

目次

line公式アカウントで予約を受けるメリット

無料で使える

line公式アカウントには3つのプランがあります。

  • フリープラン(無料)
  • ライトプラン(5,000円/月)
  • スタンダードプラン(15,000円/月)

どのプランも、初期費用などはかかりません。

この3つ違いは、「1ヶ月に無料で一斉送信できるメッセージの数」と「それを超えたとき、追加でメッセージを送るための料金」にあります。

フリープラン

  • 一斉送信…1,000通まで
  • 追加メッセージ…送れない

ライトプラン

  • 一斉送信…15,000通まで
  • 追加メッセージ…5円

スタンダードプラン

  • 一斉送信…45,000通まで
  • 追加メッセージ…〜3円(利用するほどお得)

プライベートサロンなど小規模なネイルサロンなら、フリープランでも十分使うことができます。

このフリープランで契約すれば、月額無料でline公式アカウントから予約を受けることができるようになります。

 

lineのようにやりとりができる

このline公式アカウントは、普通のlineと変わらずやりとりするイメージです。

スマホから手軽に送れて、既読・未読の確認もlineと同じようにできます。

送る側は、自分のlineとは別に「line公式アカウント」というアプリを入れ、そこでやりとりをする形になります。

プライベート用のlineと混ざることなく、やりとりやお客様の管理ができます。

 

予約を柔軟に調整できる

lineを使うことで会話のように細かくやりとりができるので、予約や施術の内容などを細かく確認できたり、予約時間を柔軟に提案できたりします。

  • お客様が「お昼頃」2時間コースを希望している。
  • 12時まで予約が入っている。

→12時半だと中途半端な空きが出てしまうと考えて、「12時か13時はどうですか?」と返す。

このように、こちらから無駄のでない提案ができます。
本当にどの時間でもいいお客様は、ここでどちらかを選んでくれます。

ネット予約ですべての空きから自由に選べると、「どの時間でもいいけどなんとなく」12時半を選んでしまうかもしれません。

 

画像のやりとりができる

line公式アカウントがあれば、お互いに画像のやりとりも簡単にできます。

メールに貼り付けて送ってもらうよりも送りやすく、ログインの手間などもないのではやいです。

  • お客様がやりたいデザインがあるけど、どのコースにあてはまるか悩んでいる
  • やり放題のデザインをあらかじめ送ってもらいたい
  • お客様のネイルの写真を送ってあげたい

こんなときに、お互い画像を送りあうことができます。

 

ポイントカードを作れる

line公式アカウント内にポイントカードを作れます。

特典も自由に決めることができ、このポイントカードを使ってもらうことを理由にして、lineからの予約に誘導することもできます。

また紙のポイントカードを用意する必要がないので、コストカットにもつながります。

ポイントカードについては【結論】ポイントカードの割引は必要ない【メリットは別にある】もあわせて読んでみてもらえればと思います。

 

line公式アカウントで予約を受けるデメリットと対策

いつでも連絡がとれてしまう

lineと同じように、24時間メッセージの送受信ができます。

いつでも対応しようとして、プライベートの時間まで仕事の返信(お客様対応)をすることにもなってしまったりします。

対策

line公式アカウントでは「営業時間」を設定することができます。

時間外には指定してあるメッセージを自動で返してくれるので、あまりにもプライベートがなくならないよう、うまく活用してくださいね。

 

無料でもらえるIDが複雑

登録時にもらえるID(@***)は3桁の数字と、5桁の英語をランダムで組み合わせたものになります。

直接登録してもらう場合はQRコードからの読み取りができるのであまり問題ありませんが、お客様が家などでコードを打ち込んで登録する場合、ちょっと複雑です。

対策

1,200円/年(税別)で自分の好きなIDを取得できる、プレミアムIDという仕組みがあります。

これは先ほどのプラン(無料なのか、有料なのか)には関係なく、年1,200円+税を支払うと取得できます。

月で考えて100円くらいなので、こちらを利用して好きな文字列(サロン名など)にするのも良いと思います。

 

lineができないお客様に対応できない

ターゲットの年齢層が比較的高い場合、お客様がlineを使っていないとこの仕組みを利用できません。

その場合、そのお客様だけメールか電話で予約をしてもらうか、他に予約システムを作っておく必要がでてきます。

対策

lineをしていなくても、他の予約ツールから予約をしてくるお客様はたいていメールアドレスは持っています。

小規模サロンでは電話だと対応が難しい場合もあるので、メールでの予約方法も伝えておくと親切です。

gmailなど、無料でメールアドレスの取得ができるものを活用し、予約専用のメールアドレスを作っておくと、他の連絡に埋もれたりせず対応ができます。

 

line公式アカウント自体に集客機能がない

line公式アカウント自体には、お客様を呼び込む機能はありません。

すでにきてくれているお客様や、他の集客ツールできてくれたお客様に対して使うことになります。

そのため最初にお話しした「広告費0」を実現するためには、他の集客方法と組み合わせる必要がでてきます。

対策

  • SNSに力を入れる
  • お客様間で紹介してもらえるような仕組みを考える
  • 新規で集客しなくてもよくなるまでお客様を増やす

 

どんなネイルサロンでも導入するべき理由


SNSなど、有料の集客ツールの他に強い集客方法を持っているネイルサロンは、もちろん今すぐ導入すべきです。

ただ先ほど、line公式アカウント自体に集客機能がないことをお伝えしました。

有料の集客ツールがメインの集客方法で、それを解約したらお客様がこないかも、というネイルサロンの場合。

それでも、lineでの予約は導入するべきです。

その場合まずは、有料の集客ツールとline公式アカウントの、両方を使うという方法がおすすめです。

両方使う場合は、このような流れを作ります。

有料の集客ツールでお客様が来店する→次からline予約をおすすめする

こうして少しずつline予約に移行させていき、だんだんお客様が有料の集客ツールを使わなくなっていくような仕組みにします。

これが積み重なっていくと、最終的には「有料の集客ツール廃止」そして「広告費0で固定費削減」という流れに持っていけるようになります。

固定費の削減が大切な理由は、実際、ネイルサロン開業したら稼げるの?【収入アップする方法3つ】にまとめてあります。

積み重ねていくために、line公式アカウントでの予約システムをいますぐ導入し、今のうちから少しずつ利用してもらうお客様を増やしておきましょう。

sena(せな)
ネイルサロンオーナー / ネイリスト
サロン勤務しつつ、独立で開業を学ぶ→個人ネイルサロン開業。ブログは経営ノウハウ・開業のやり方などを、ネイリスト目線で発信しています。
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